2008年03月26日
THREE of SPADES

イチローズモルトの2007年の夏に発売されたカードシリーズの内の1つ。
相変わらずこの時も、知らない間に発売されて、
あっという間に売り切れてしまった。
蒸留2000年、ボトリング2007年
1st Cask Hogshead
2nd Cask New Wood Hogshead
実測値57.9%
オフィシャルコメント
新樽ならではの色、香りが楽しめる。
バニラや木の蜜、ウッディネス、リッチ 新樽由来の甘み、
アメリカンオークのタンニン。
香り
ウッディだが尖っていて、その木が焦げている感じ。
直火蒸溜のニューポットを使用したと思われるエグ味のあるパンチが明らかで、
乳酸菌飲料の臭いと酸味を感じる。わずかにベリー系の甘味と酸味。
味わい
黒砂糖の強烈な甘味とバニラの香りが舌にまとわり付く。
ビターチョコレートでコーティングした若く青いバナナ。
次第にカレー風味のスパイスや八角(中国料理の香辛料)が出てきて、パワフル。
加水後の味わい
力強さは弱まないが、甘味が引いて、
八角等の香辛料と木やフルーツ皮の様な渋味が出てくる。
直火蒸溜のニューポットのエグ味も分かりやすくなる。
後味
力強いウッディな味わいが消えると、葡萄の皮の渋味、タンニンが現れ、
快い微かなサルファーと共に長く続く。
総評
駒ヶ岳の力強いモルトと、羽生の力強いモルトの、
それぞれの力強さは違って感じていたが、
このモルトは(ベリー系の風味を除いて)駒ヶ岳と似通う力強さを感じる。
力強いけれども爽やかで、もう少し熟成するとフルーツが出てくるような味わい。
しかし新樽故に行き過ぎてしまう前にボトリングされたのだろうとも推測できる程、
木の香りがしっかりモルトに移っている。
2008年02月28日
TEN of SPADES

イチローズモルト・カードシリーズのセカンドリリース分、だったかな?
ほんの少しだけ古い物で、パンチョン樽フィニッシュ。
オフィシャルコメント
色 :褐色がかったゴールド。
香り:スモーキーさを感じるトップノート。
味 :ピーティー&スモーキー、焦がした樽材、複雑な味わい。
長めの余韻としっかりとしたフィニッシュ。
香り
潮っぽいピート、ピート由来の酸味。
さらに弱めのエステルと香木が香りを引き締めている。
味わい
ピート由来の酸味があり、ビターチョコのほろ苦さとカカオ風味。
クリームショコラ。また栗の渋皮の様なタンニンも感じる。
甘味はある物の少なく、軽い塩があってプラム。
酸味もあるし梅干しって事か?
加水後の味わい
酸味とカカオが増してドライに。
さらに加水すると味わいは薄れるが、ピート香とヨードが出て昆布。
後味
コーヒー豆と潮風。しかし長くは無い。
総評
度数が低く飲み易い。
2007年10月09日
Gu Brath 羽生

昨年の春に東京へ出張した際、リカーズハセガワさんで購入したボトル。
疲れていた時、ふと、ボトリングナンバーが笑えたので♪
イチローズモルトとは書いてないけれど、羽生のモルト。
そうそう、店員さんに「マシューDフォレストってどういう意味ですか?」と尋ねた時、
「あの偉大なフォレストさんですよ。フォレストさんが羽生を気に入っておられて、
今回はその彼への追悼のボトリングなんです。」と答えてくれたんだけど、
「こいつはフォレストさんを知らんのか?!」という表情だったのを思い出す。
ごめんなさい、いまだにフォレストさんを始め、ウイスキー界の著名人について
誰がどれだけの影響を与えてきたのか、ほとんど知りません。
香り
ストロベリーの様な酸味、ウッディで甘い香り、ややスパイシー、そしてオイリー。
味わい
最初はスパイシーで強烈なウッディを感じる。
しかしそれはすぐに変化し、刺激が終わると
甘酸っぱいストロベリーが口に広がってくる。
オイリーな口当りが良く、熟成から来るチョコレートも感じられる。
加水後の味わい
極めてフローラル。甘くも無く、スパイシーでも無く、ドライで気品のある香り。
全く違うモルトかと思わせる。
後味
色付いていない青い苺。ドライで短い。
加水した時はモルティな香りを長く感じる事ができる。
総評
手品かと疑う程に、グラスの中でモルトの変化に驚かされる。
ニートと加水でも随分違うので、どちらが好きか意見が分かれるはず。
しかしどちらでも面白く楽しめる。羽生モルト、おそるべし!



