2007年11月09日

シングルカスク余市10年?


ニッカのシングルカスクは20年前後の中〜長熟ばかり販売していて、
最近は10年物を販売していない。なぜ?

それにしても、写真の通り12年7ヶ月強の熟成をしているのだが、
なぜ10年表記なんだろう?
とアサヒビールお客様相談センターに問い合わせた所、
「10年物の銘柄(ラベル)を付けた、12年物のモルトです。」との回答。なるほど。

売るためだからってセコイです…。
ニッカさん、営業上手!やるね〜。(笑)


香り
赤ワインの様な葡萄のフルーティーな酸味と、樽香がパワフル。
そして甘〜いチョコ、バニラ、潮風。
香り過ぎると塗料店に良くある感じのシンナー臭。
しばらく置くと、甘いグミが出て来て、鼻から脳に甘味がキーンと昇る♪

味わい
缶詰めしたてのパイナップルの様に凝縮した甘味と酸味。
さらに新樽らしいカスク本来のウッディな味わいが共鳴して「っぱ〜」と膨らむ。
やがて甘味は無くなるが、フルーティーなビターチョコへ変わり、
最後は山椒の様なスパイスが出てくる。

加水後の味わい
甘味が開いたかと思うが、すぐに否定的になり、苦味が増してしまう。
加水せずに年数以上の深い香りと味わいを楽しむ方が良い。

後味
舌の上はアロエの様な青さと、わずかに栗の薄皮の様なタンニンが残るが、
香り過ぎたせいなのか、それ以上に鼻の奥にいつまでもカスクが居座っている。
強烈にウッディ♪

総評
フレッシュで良いパンチがあり、強烈にウッディな香りは
新樽だからこそ成せる熟成なんだろうなぁと、深く関心させられる。
エステリーでもピーティーでも無いコレ、濃くて美味しい♪

12年物なのに、受賞した10年と同じ表記をして売り出すというのは
いかがな物か?と思うけれど、
これはそれに恥じない熟成感を持っている素晴らしいモルトだと思う。

美味しいモルトを飲むと、小さなイライラは吹っ飛んじゃうね!
イライラした時は古くて美味しいニッカ、いいじゃん♪  

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2007年06月18日

SMWS 116.9

今日、ソサエティの夏瓶リストが届いた。
長熟3本、ムフフ♪これは楽しみ♪

ニューボトルはシェリー系とピーティーなボトルが大半の様に感じる。
ジャパニーズのニューボトルは、やっぱり無い…。


さて、最近開けたSMWSのボトル、
116.9(From Madeira to the Caribbean)

2006サマー・ボトリングス。
もう1年も前に発売したボトルだったとは…。

香り
スイカの様な爽やかな甘味。スッキリしたオレンジピール。
ストロベリーをはじめとした甘いフランボワーズソース、フローラルな心地良さ。
潮風を感じて、スモーキー。

味わい
スモーキーと塩っぱさが最初に来て、豆の香ばしさやビタミン剤と
(具体的な物は分からないが)漢方薬。そして東洋的で不思議な、
エキゾチック(トロピカル?)な香りとベリー系の甘さが強くなる。
アードベッグに近いか?

後味
イチゴキャンディの様な甘さと、スモーキーがしっかりと続く。
グラスには古い木材のようなウッディが残っている。

総評
ベリー系の甘さとスモーキーのミックスが素敵。
「スモーキーな余市、やっぱり良いね〜。
 ソサエティは良いモルトをボトリングしてくれる。」
と素直に感じられ、嬉しく、楽しく、感謝できるモルト。  

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