2008年04月14日
山崎VINTAGE MALT 1995

「ヴィンテージモルト」シリーズのセカンドリリース
(2005年版)から加わった1995年のヴィンテージモルト。
05年の秋に白州蒸溜所へ行った時に購入した。
白州で山崎買っちゃった♪
サントリーコメント
色(Color) 茶褐色
香り(Nose) チョコレート、バニラ
味わい(Taste) 甘やか、若い木の厚み
後味(Finish) ほのかなウッディが心地よく伸びる
香り
シェリー樽原酒らしい酸味なのだが、中でもベリー系とレモンの酸っぱさが際立っている。
そして甘味にはマンゴーやオレンジのまったり系のトロピカルな甘味。
これらの甘酸っぱさは、ふとした瞬間にフレッシュなゴムにも感じられる。
直火蒸溜のニューポットが美味く熟してきた感じ。
ウッディもあるが、それは梅雨の涼しくてしっとりした感じのウッディ、すなわち山崎。
そしてモルティとエステリーが快く共に主張している。
時間が経つと揚げバナナチップとビターチョコ。
味わい
エステルの辛味があって10年らしい、フレッシュな勢いがある。
まだニューポット自体が持つ甘味、香りと荒々しさを感じる。
しかし1st?シェリー樽のウッディな樽香はしっかりモルトに乗っていて、
深くは無いのだが、しっかりとしたシェリー樽特有の味わいを保っている。
渋味を持ちあわせた青いバナナが熟しつつある感じ。そしてわずかに爽やかなミント。
加水後の味わい
案の定香りにゴムが出てくる。
しかし焦がし気味のカラメルのほろ苦く甘い味わいが出てくる。
後味
カラメルがしっとりと長~く続く。
思春期にスイーツにはまった時の様。
総評
近年流行りの若いアイラの人気に負けて欲しくない様な期待を持った、
フレッシュで力のあるシェリー樽原酒。
ピーティーじゃない、フレッシュシェリー(樽)も良いんだぞ!って。
そしてゴムゴムしてるのだけど、それが「生き」な役割をしていて、
嫌味では無くフレッシュで、この微妙なバランスを楽しませてくれる。
色合いからの想像とは違っているが、良い意味で裏切ってくれた、
コストパフォーマンスの高いシングルモルト。
2008年03月17日
カスクオブヤマザキ

1月末にコメントした、THE CASK of YAMAZAKI 1990 SHERRY BUTTに引き続き、
THE CASK of YAMAZAKI 1993 HEAVILY PEATED MALTも飲み比べ。
サントリーオフィシャルコメント
スモーキーな香りと対照的に、口に含んだ時に甘さが広がります。
非常に個性的な原酒です。
しっかりしたスモーキー、スッキリとした洋ナシのような
果実を想わせる香りにややおとなしめのバニラの甘さ。
樽由来のウッディな味わいにスモーキーフレーバーがしっかりと長く伸びます。
Cask No.3Q70042(574本・62%)
香り
正露丸、ピート、墨汁、コンクリート、犬の糞。
フローラルで、高級な石鹸の香りも感じ取れる。
味わい
香りでは全く感じられなかった甘味があって、その差に驚く。
甘味はカラメルや練り飴系のシンプルな砂糖の甘味。
と思ったが、麦から出てきたのが分かる香ばしさも感じられる。
そこにスモーキーが軽く乗っている感じ。甘味が引くと苦味が出てくる。
加水後の味わい
ほんの少しのゴムが出て、苦味が引き立ち、ビターな炭。
後味
焦げたパンケーキの様な炭と甘味を長く楽しめる。
総評
石鹸香、ピート、甘味が、気のせいか、ボウモアを彷彿とさせる味わいだった。
Cask No.3Q70044(554本・62%)
香り
正露丸、ピート、炭、セロリ、梨、イチゴ、青汁。
ピート由来の鼻に刺す酸味と、フレッシュな野菜を思わせる香り。
わずかな甘味が若いイチゴを連想させる。
味わい
炭化したイチゴや梨。軽い甘味とシッカリしたスモーキーを堪能できる。
軽いバニラの甘味もあって、サントリーのオフィシャルコメントの通りの味わい。
加水後の味わい
ほんの少しのゴムが出て、スモーキーが引き立ち、梨が青臭い梨に若返った。
後味
ピリッとした酸味とスモーキーがシッカリ残る。
総評
フルーティーな甘味があって、
しかもシッカリとしたスモーキーがあり、その調和を楽しめる。
ピーティーなモルトは、あまり得意では無いので、
僕にはその違いは分からないだろうと思っていましたが、
意外にも結構、味わいの違うものでした。
樽の影響というのは、やっぱりあるのですね〜。
世界中の蒸溜所が、安定したオフィシャルボトルを提供しているのは
やはりブレンダーの舌と腕なんだと、改めて実感しました。
余談ですが、山崎の1993年はピーティーな商品がやたら多い!
SMWSの幾つかのボトルだけでなく、オーナーズカスクも
1993年はピーティーな商品が多い。
オーナーズカスク、1993年、売約済みリスト(サントリーオフィシャルページ)
改めて振り返ると、THE CASK of YAMAZAKIも1993年はピーティーな商品が多い。
THE CASK of YAMAZAKIオフィシャルページ
どういう経緯で、山崎ではこの年にピーティーなモルトが沢山仕込まれたのか、
どなたかご存知でしたら、ぜひ教えてください。m(_ _)m
2008年01月29日
カスクオブヤマザキ
昨年の秋に飲食店向けにリリースされたTHE CASK of YAMAZAKI、2種。
ウスケバのおかげで新しくできたお友達から、
飲み比べ用の樽違いのサンプルをいただいたので、遠慮無く飲み比べてみた。
なぜ飲み比べをしたかというと、THE CASK of YAMAZAKIが
昨年リリースされた時に、サントリーへ問い合わせた所、
「樽が異なっていても、一般(消費者)の方には違いが分からない程度の
同じような味わいをブレンダーが選んだ物ですので…以下省略。」
という回答があったためです。
この回答があった時に「樽が違えば味は違うだろ〜!」という
サントリーに対する疑問を感じ、自分の味覚を試したくてウズウズしていたのです。
その結果は次の通り。
Cask No.0M70170
香り
ペンキ等の揮発臭いの様にピリッと引き締まった辛み。
レーズンの甘酸っぱさ。葡萄の酸味と、カラメルや桃の甘味。
市販の安く甘いコーヒーゼリーやコーヒーガム。軽〜く快い硫黄臭とカブトムシ。
味わい
香りで感じる酸味以上に濃縮されたカラメルと黒糖の甘味がギュッと
押し寄せてきて、その後ブラック(コーヒー)のビターなコクがしっかり舌に乗る。
その苦味の奥には若いアケビの様な軽い甘味が潜んでいる。
Cask No.0M70172
香り
ドライデーツの様な丸く甘い香りに、程好く軽いレーズンの酸味。
直火蒸溜のニューポットを思い起こさせるヤクルト系の乳酸菌。
フローラルがあって華やか。そして軽く墨汁。
味わい
チョコレートの濃縮なカカオ味の上に、行き過ぎた木の苦味、渋味が乗っている。
なぜか蛤(貝類)のエグ味も感じる。
甘味や酸味よりも濃縮したビターなカカオの皮?(皮の味は知らないけれど…)
今回リリースされたTHE CASK of YAMAZAKIのSHERRY BUTTは
Cask No.0M70170〜0M70174の連続する5樽だった訳だけど、
少なくともその内の2種は明らかに違う味わいだった。
確認した訳ではないけれど、蒸溜日や瓶詰めの日は同じだと思うので、
樽の違い「のみ」から来る、味の違いを実感できる貴重な機会なんじゃないかと思う。
案の定、異なる味わいの物だったので、一度に全部試したいなぁ。
2008年01月07日
Age Unknown

今年のテイスティング始めは、昨年末に開けた、この素晴らしいシングルモルトから♪
佐治敬三氏が1989年に勲一等瑞宝章を受章した際の
記念式典(パーティー)の記念品(非売品)。
(その他に著書「へんこつ なんこつ」刊行と
「ウイスキーづくり70年」感謝の会バージョンもあります)
佐治敬三氏のメッセージによると
山崎蒸溜所に眠る秘蔵の樽から、私がこれまでに出会い得た
最高の秘蔵モルトのみを吟味し、選び抜きました。
熟成年数は、少なくとも二十五年以上。
文字通りエイジ・アンノウン(年代未詳)の秘蔵熟成ピュアモルト(※)でございます。
なお、「サントリーピュアモルト(※)ウイスキー山崎25年」は1998年にサントリーが
創業100周年を記念して、その1年前、ひとあし先に限定発売した歴史を持つが、
このはAge Unknown非売品ではあるものの、さらに9年前にサントリー社外に出回った
シングルモルト山崎25年のオリジナルバージョンと言える。
※この時代、サントリーはシングルモルトでもピュアモルトと表現していた。
香り
ストレートに長熟ミズナラ樽原酒特有の、香木や線香を思わせる神々しい香り。
そしてパッションフルーツ、マンゴー、ライチ、桃、柿、干し葡萄、キウイフルーツ等、
数々のフルーツが熟して発酵している程に香り、それらが重なり、
さらにドライデーツやチョコレートの甘い香りが包んで、
複雑な香りを鼻から脳まで溢れるほど染み込ませる。
飲み終わったグラスが白くなる様に、
鼻の粘膜にびっしりまとわり付く程に、伽羅香が残る。
味わい
フルボディで滑らか。複雑な香りに比例して味わいも複雑。
舌に乗せてふわっと最初に香るのは熟した西瓜。
そして干し柿、干し葡萄やドライデーツの凝縮した甘味と、ほんのわずかな酸味があり、
さらに表現し辛い、重みを持った「コク」が押し上げて来る。
「マッカランみたいな麦々していてシェリー樽原酒のコク」で伝わるのかもしれない。
そしてそれらをシッカリ感じている間、ずっと伽羅香が主張していて、
ミズナラのそれだと明らかに分かる。
加水後の味わい
ほんのりとスモーキーが香り立ち、良い意味で山崎の蒸溜室内の香り
(ニューポットのフレッシュな香り)と貯蔵庫の香りも立って来る。
ややドライになる物の、それでも重厚さを失わず、
反面、ミズナラ樽よりもパンチョン樽原酒の様な甘味が引き立っている。
そう感じていると、ミズナラ樽の香りが戻ってきて全てを包み込む。
何か色々出てきて、ス・ゴ・イ。
後味
舌はハチミツ漬けの干し葡萄。
鼻は伽羅香と熟したフルーツの発酵臭。
それらが長く続く。
総評
時に口にできる機会が増えたミズナラ樽のシングルカスクの、貴重な味わい以上に
深く、複雑に、そしてしっかり感じられる、数々の樽由来の原酒の調和が素晴らしく、
ミズナラ樽をはじめとして、大切なシェリー樽やパンチョン樽等、
山崎蒸溜所で長期に渡って眠っていた様々な樽から
原酒を選び抜いてブレンドした事がハッキリ伝わってくる。
今はこのモルト以上に熟成した35年や50年のシングルモルト山崎も存在するけれど、
このシングルモルトがあって、その後に25年、35年、50年の発売という
サントリーの歩みがあったという、山崎蒸溜所の歴史の重みも十分に感じられる。
そしてアンオフィシャルのシングルモルト山崎の珠玉の逸品と言っても過言では無い。

至る所に「Age Unknown」と記されている、遊び心が難い♪
2007年11月27日
SMWS 119.5

ソサエティの2003年オータム・ボトリングス。
当時、僕はソサエティのメンバーでは無かったが、
第10回エキスプレスメール(郵送)に
本部からの再入荷と販売のお知らせがあったため、オーダーした物。
香り
快いエステル、プラムの酸味、キャラメル、ドングリ、栗。
程好くウッディ。時間が経つと、本の少し煙たい中でグミが出てくる。
本国の方ならトフィーとか表現するタイプではないだろうか。
味わい
ほろ苦さまでしっかり表現されているキャラメル様。
フレッシュプラムのフルーティーな酸味、
辛い大根の辛み、ハチミツ漬け大根の甘味。
加水後の味わい
透明感のある飴(黄金糖)、ハーブ、針葉樹の香り。
甘味は引いて、モルティでスパイシーになる。
後味
意外にドライな後味で、山崎の水の透き通った味になっている。
総評
強烈な個性では無いものの、どこか懐かしい、安定した味わい。
久しく会っていない同級生に会って、話しが途切れない、何か親しい味わい。
加水後の変化も面白い。
臭さも無く、トースティーでもなく、ジャパニーズスタンダードな味わいで、
山崎の原酒だと分かりやすい。
人によって評価は分かれそう。
そうそう、山崎の仕込み水で作られたソーダ「ザ・プレミアムソーダ」で
SMWS 119.5を割った時には山崎12年を思い起こす味わいだった。
2007年10月02日
日比谷BAR WHISKY-Sさん 4
東京へ出張した時に立ち寄った、日比谷BAR WHISKY-Sさんの
飲酒レポートの続き、最終回です。

「熟成の過程の色と味わいを感じていただくために…」と、
モルト0年(要するにニューポット)とモルト4年が。
いや〜、このタイミングですか?
今、ミズナラ楽しんでるんですけど〜。
グラスのミズナラは放置プレイに突入です(笑)。
モルト4年が意外に良〜い香りで、これまたグミ系の熟したフルーツ香。
でも味わうと辛く、荒々しく、まだニューポットが出てきます。
さてさて、ミズナラに戻ってしっかり味わいました。
1981は軽〜く辛味とサルファーがあって、チョコ、マッチ。1960よりも力強い。
1960は梅、枯れ木、おにぎり、土蔵、渋味と苦味。
熟成が行き過ぎたモルトは飲んだ事が無いので分かりませんが、
もしかして枯れ木具合や渋味は、こういう物なのかな?って感じました。
山崎25年の様なパワフルさはありません。
熟成がどうこうとお話ししていると、メニューに無いモルトを出してくれました。
このお店、手品師でも住んでいるんだろうか(笑)?
それともジャパニーズの天使が分け前を運んできたのか?
これは言葉にしませんでしたが、美味かったです。
今年の夏に蒸溜所でお家が買える程のモルトを飲んだ時を思い出す、
いやそれの上を行く程、美味かったです。
さてさて、またミズナラに戻り、香りの強さは強烈で、まだまだ香っています。
グラスから10cm放したって、ノージングできる位、
どんどん香りが強くなる様。

飲み終える頃、ミズナラのグラスは真っ白になっていました。
特に1960年のグラスは真っ白。
きっと何かがモルトに溶け込んでいたのですね〜。
飲み終えても、ミズナラはまだまだ香っています。
この香りは本当に強烈。
いや〜、堪能しました。
でも、まだまだ飲んでいないモルトが、このバーには沢山あるし、
そしてまだ秘密がいっぱいあるだろうと言うのが、ハッキリと分かります。
早速、パスポートを作ってもらってお店を後にしました。
P.S.日比谷BAR WHISKY-Sさんのヴィンテージモルト、
利益あんまり無いんじゃないかと思うほど、リーズナブルでした。
銀座という場所で、本当に大丈夫かと心配になる位です。
飲酒レポートの続き、最終回です。
「熟成の過程の色と味わいを感じていただくために…」と、
モルト0年(要するにニューポット)とモルト4年が。
いや〜、このタイミングですか?
今、ミズナラ楽しんでるんですけど〜。
グラスのミズナラは放置プレイに突入です(笑)。
モルト4年が意外に良〜い香りで、これまたグミ系の熟したフルーツ香。
でも味わうと辛く、荒々しく、まだニューポットが出てきます。
さてさて、ミズナラに戻ってしっかり味わいました。
1981は軽〜く辛味とサルファーがあって、チョコ、マッチ。1960よりも力強い。
1960は梅、枯れ木、おにぎり、土蔵、渋味と苦味。
熟成が行き過ぎたモルトは飲んだ事が無いので分かりませんが、
もしかして枯れ木具合や渋味は、こういう物なのかな?って感じました。
山崎25年の様なパワフルさはありません。
熟成がどうこうとお話ししていると、メニューに無いモルトを出してくれました。
このお店、手品師でも住んでいるんだろうか(笑)?
それともジャパニーズの天使が分け前を運んできたのか?
これは言葉にしませんでしたが、美味かったです。
今年の夏に蒸溜所でお家が買える程のモルトを飲んだ時を思い出す、
いやそれの上を行く程、美味かったです。
さてさて、またミズナラに戻り、香りの強さは強烈で、まだまだ香っています。
グラスから10cm放したって、ノージングできる位、
どんどん香りが強くなる様。
飲み終える頃、ミズナラのグラスは真っ白になっていました。
特に1960年のグラスは真っ白。
きっと何かがモルトに溶け込んでいたのですね〜。
飲み終えても、ミズナラはまだまだ香っています。
この香りは本当に強烈。
いや〜、堪能しました。
でも、まだまだ飲んでいないモルトが、このバーには沢山あるし、
そしてまだ秘密がいっぱいあるだろうと言うのが、ハッキリと分かります。
早速、パスポートを作ってもらってお店を後にしました。
P.S.日比谷BAR WHISKY-Sさんのヴィンテージモルト、
利益あんまり無いんじゃないかと思うほど、リーズナブルでした。
銀座という場所で、本当に大丈夫かと心配になる位です。
2007年09月29日
日比谷BAR WHISKY-Sさん 3
東京へ出張した時に立ち寄った、日比谷BAR WHISKY-Sさんの
飲酒レポートの続き、パート3です。

そういえば、薫製があったな〜って、メニューをみていて、
でも薫製はキツイかも…、と迷っていると
「東京名物べったら漬けのスモークはスッキリしてますよ」
というのでオーダー。
いやいや、べったら漬けなのにスモークされてる〜(笑)。
一体誰がこんな事をやろうと思いついたのか?
でも美味しいです。
スモーキーなのを飲みたくなったので相談していて、
ラフロイグに行く所でしたが、ジャパニーズで!!
という訳で、輿水チーフブレンダーも納得のREDのハイボールをいただきました。

べったら漬けのスモークとハイボールを、ウマウマいただいていると、
「こんなのがあります。」と実際に使われていた樽材を見せていただきました。
実際に手に取ると、オークもそれぞれ、全く違う物なんだと
ハッキリと分かりました。
目の荒さ、細かさ、密度、重さ、トラフの入り具合、全部異なっています。
やっぱりココは蒸溜所なんじゃないか?と錯覚しちゃいます。
パラダイスです(笑)。

そろそろお目当ての山崎オリジナルヴィンテージの1960年(43年)ミズナラを。
そうしたら「1981年(22年)のミズナラと飲み比べてください。」って。
そう勧められるとね〜。
嬉しいです♪
どちらもミズナラ特有のウッディな香りがプーンと香ります。
1981は十分にミズナラ香を楽しめる物で、
今までに飲んだ事のあるミズナラと同じ感じの綺麗な香り。
ただ、明らかに1960はミズナラ香が強烈に濃いです。
濃縮という言葉はこのためにあるんじゃなかろうか?という程、濃いミズナラ香。
香りを楽しみながら、余談で「飾ってあるデキャンタの中身って…」と話していたら、
持ってきてくれました。と思ったら、出してくれました。

なんだか本当にパラダイスです(笑)。
このデキャンタが手作りで、世界に1つ。重〜いです。
しかも栓の締まり具合が絶妙で、職人技を感じさせます。
コレも体験すると驚きます。
まだ続きますよ〜。
飲酒レポートの続き、パート3です。
そういえば、薫製があったな〜って、メニューをみていて、
でも薫製はキツイかも…、と迷っていると
「東京名物べったら漬けのスモークはスッキリしてますよ」
というのでオーダー。
いやいや、べったら漬けなのにスモークされてる〜(笑)。
一体誰がこんな事をやろうと思いついたのか?
でも美味しいです。
スモーキーなのを飲みたくなったので相談していて、
ラフロイグに行く所でしたが、ジャパニーズで!!
という訳で、輿水チーフブレンダーも納得のREDのハイボールをいただきました。
べったら漬けのスモークとハイボールを、ウマウマいただいていると、
「こんなのがあります。」と実際に使われていた樽材を見せていただきました。
実際に手に取ると、オークもそれぞれ、全く違う物なんだと
ハッキリと分かりました。
目の荒さ、細かさ、密度、重さ、トラフの入り具合、全部異なっています。
やっぱりココは蒸溜所なんじゃないか?と錯覚しちゃいます。
パラダイスです(笑)。
そろそろお目当ての山崎オリジナルヴィンテージの1960年(43年)ミズナラを。
そうしたら「1981年(22年)のミズナラと飲み比べてください。」って。
そう勧められるとね〜。
嬉しいです♪
どちらもミズナラ特有のウッディな香りがプーンと香ります。
1981は十分にミズナラ香を楽しめる物で、
今までに飲んだ事のあるミズナラと同じ感じの綺麗な香り。
ただ、明らかに1960はミズナラ香が強烈に濃いです。
濃縮という言葉はこのためにあるんじゃなかろうか?という程、濃いミズナラ香。
香りを楽しみながら、余談で「飾ってあるデキャンタの中身って…」と話していたら、
持ってきてくれました。と思ったら、出してくれました。
なんだか本当にパラダイスです(笑)。
このデキャンタが手作りで、世界に1つ。重〜いです。
しかも栓の締まり具合が絶妙で、職人技を感じさせます。
コレも体験すると驚きます。
まだ続きますよ〜。
2007年09月28日
日比谷BAR WHISKY-Sさん 2
東京へ出張した時に立ち寄った、日比谷BAR WHISKY-Sさんの
飲酒レポートの続きです。

そうこうしている間に、チャームが。
そうでした、このお店は薫製のおつまみが充実しているのでした。
お皿も樽材でできていて、嬉しいほどにマニアックです。
メニューを見ながら、飲みたいモルトが山ほどあるので、
何をどの順に飲むか相談しました。
でも結局はアレコレ飲んだので、計画の通りにはなりませんでしたが…(笑)。

早速、杉樽モルトへ行きましょう!
日本中探しても、多分世界中探しても、杉樽モルトはココでしか飲めないはず。
鏡板に杉材を使って12年熟成(フィニッシュに使用した程度ではない)モルト。
ちなみにアルコール度数は40%。
香りは「うはっ♪」て程、杉、杉。祭りを連想するのは僕だけじゃないはず。
12年とは思えない、熟したイチゴグミ系のウッディが感じられるんだけど、
やっぱり杉香に包まれちゃってる。
少し滑らかで、味わいは甘く、角砂糖の甘味。少しだけ辛味もあるんだけど、
やっぱり香りに包まれ杉。美味いんだけど、面白〜い。

流石に杉過ぎたので、何かスッキリとするモルトを。
で、白州オリジナルヴィンテージの1988年(15年)ホギーを。
香りはウッディでジューシーな、若いボウモア。
白州って分からない位ボウモアって感じ。
味わいは海苔、潮、マシュマロの甘味、唐辛子の辛味が少しあって、
コーン系の旨味。やっぱりボウモアでしょ?

次は何をオーダーしようかと、メニューを見ていて、
「リムーザンオーク」という文字が。
尋ねると、ブランデーを熟成した樽でモルトを熟成させた物との事。
これまた香ると、良〜い香りだったのでオーダー。
山崎オリジナルヴィンテージの1980年(23年)パンチョン。
赤〜い色をしています。
香りはタンニンを含んだブドウ。ウッディ、酸味、ポテトのたんぱく質。
グミグミ。軽い玉子のサルファー。
味わいは確かにブランデーの様な、フルーティーで、膨らみがあって
優しい酸味。マッシュポテトの様に舌にまとわり絡む滑らかさ。ボディは厚め。
香りの柔らかさと、ふわ〜っとした広がりが楽しい。
縦にも横にも奥にも、立体的に広がる感じ。
フィニッシュには紙を燃やした様な煙り。
これまた個性的なモルトで嬉しくなっちゃいます。
まだまだ続きますよ〜。
飲酒レポートの続きです。
そうこうしている間に、チャームが。
そうでした、このお店は薫製のおつまみが充実しているのでした。
お皿も樽材でできていて、嬉しいほどにマニアックです。
メニューを見ながら、飲みたいモルトが山ほどあるので、
何をどの順に飲むか相談しました。
でも結局はアレコレ飲んだので、計画の通りにはなりませんでしたが…(笑)。
早速、杉樽モルトへ行きましょう!
日本中探しても、多分世界中探しても、杉樽モルトはココでしか飲めないはず。
鏡板に杉材を使って12年熟成(フィニッシュに使用した程度ではない)モルト。
ちなみにアルコール度数は40%。
香りは「うはっ♪」て程、杉、杉。祭りを連想するのは僕だけじゃないはず。
12年とは思えない、熟したイチゴグミ系のウッディが感じられるんだけど、
やっぱり杉香に包まれちゃってる。
少し滑らかで、味わいは甘く、角砂糖の甘味。少しだけ辛味もあるんだけど、
やっぱり香りに包まれ杉。美味いんだけど、面白〜い。
流石に杉過ぎたので、何かスッキリとするモルトを。
で、白州オリジナルヴィンテージの1988年(15年)ホギーを。
香りはウッディでジューシーな、若いボウモア。
白州って分からない位ボウモアって感じ。
味わいは海苔、潮、マシュマロの甘味、唐辛子の辛味が少しあって、
コーン系の旨味。やっぱりボウモアでしょ?
次は何をオーダーしようかと、メニューを見ていて、
「リムーザンオーク」という文字が。
尋ねると、ブランデーを熟成した樽でモルトを熟成させた物との事。
これまた香ると、良〜い香りだったのでオーダー。
山崎オリジナルヴィンテージの1980年(23年)パンチョン。
赤〜い色をしています。
香りはタンニンを含んだブドウ。ウッディ、酸味、ポテトのたんぱく質。
グミグミ。軽い玉子のサルファー。
味わいは確かにブランデーの様な、フルーティーで、膨らみがあって
優しい酸味。マッシュポテトの様に舌にまとわり絡む滑らかさ。ボディは厚め。
香りの柔らかさと、ふわ〜っとした広がりが楽しい。
縦にも横にも奥にも、立体的に広がる感じ。
フィニッシュには紙を燃やした様な煙り。
これまた個性的なモルトで嬉しくなっちゃいます。
まだまだ続きますよ〜。
2007年08月30日
山崎8年原酒 パンチョン樽貯蔵

多分、これも山崎12年原酒 シェリー樽貯蔵と同様に
蒸溜所で販売されていたボトルの、古いタイプの物だと思う。
香り
香ばしいが、少しアンモニア、そしてタクアン(漬け物)。
味わい
カスク由来のウッディな甘さ。
ポッキーのような香ばしさとわずかなチョコの甘さ。
ほんの少しカブトムシ臭。
加水後の味わい
甘味が薄くなり、ドライになる。悪くは無い。
後味
リンゴのような、爽やかな甘みと、フレッシュな青さが長く続く。
総評
ウッディが快い。しかし度数が低い点は、インパクトが無く寂しい。
適度に楽しめるモルト。
2007年07月13日
山崎12年原酒 シェリー樽貯蔵

多分、これは蒸溜所で販売されていたボトルの、古いタイプの物だと思う。
香り
ドライフルーツやイチゴ系の甘酸っぱい香り。
奥にバナナ、メロンを思わせるフルーティーさもある。
味わい
香りで期待した程の甘さは無く、ビターチョコレート系の、控え目な甘味と苦味。
加水後の味わい
軽くゴムが出て、甘味が引き、男性的な味わいになる。悪くは無い。
後味
ビターチョコが程良く続く。
総評
香りは素晴らしいが、一方で甘味は少ない。
ビターチョコが味わえるモルトに仕上がっている。
とても無難なモルトといった印象。
2007年06月15日
山崎シェリーウッド1982

某ネットオークションで見付け、180mlミニボトルだったが、
中身は今となっては稀少な1982年の物(山崎シェリーウッド最初の商品)
だったので落札。でもなぜか安かった♪
「山崎シェリーウッド1982」は、山崎蒸溜所でつくられたシェリーウッドの
秘蔵樽を開いてボトリングした、ピュアモルトウイスキーの決定版です。
甘い濃密なトップノート(最初に立ち昇ってくる香り)の後、
山崎モルト特有の気品のある香りが続きます。
味わい、アフターテイストともに馥郁の極致ともいえるほどのウイスキーです。
ピートを軽く焚きしめた「ライトピーテッド麦芽」を使用して発酵させ、
1982年3月に蒸溜し、「シェリーウッド」の樽に詰めて貯蔵しました。
1997年春にヴァッティングした後、じっくりと後熟させ、
この10月に樽出したものです。
シェリーウッドとは一度シェリーを熟成させた樽のことで、
独特のシェリー風味のモルトウイスキーを熟成してくれます。
このモルトウイスキーは、素晴らしい熟成を遂げており、
わずか25樽しかない貴重なものです。
ラベルコメント
1982年3月、山崎のストレートヘッド釜で蒸溜、
1空きのシェリー樽に詰めて山崎蒸溜所37号棟に
貯蔵したモルトは、ブレンダーの予想を越えて素晴らしい熟成を遂げました。
その数わずかに25樽。
山崎シェリーウッド1982は、これを丁寧に瓶詰めした限定・極上品です。
トップノートは甘く豪華。馥郁の極致というべき香り、
味、アフターテイストをお楽しみいただけます。
香り
ライトピーテッド麦芽をしっかり感じる事ができ、
シェリー特有の甘く酸味が効いた、重い香り。
味わい
チョコレートの甘さ。レーズントーストの甘酸っぱさとトースティーな香ばしさ。
カラメルの煮詰めた甘さ。口から鼻に抜ける、
まるで檜風呂に入った時のようなウッディ。確かに白檀もある。
加水後の味わい
想像した通りゴムが出てくるが、嫌な程では無い。
ウッディと酸味は残るが甘さが遠のき、暖かくなる。あまりお勧めしない。
後味
カラメルやチョコレートの甘さ、シェリーらしいウッディが長く続く。
総評
前評判の通り素晴らしい。ゴム臭が全く無い訳では無いが、
ヴァッティングが活きていて、15年以上の熟成を感じさせる複雑な味わい。良い。
2007年06月14日
山崎 樽出原酒 酒精五十八度

サントリーのお歳暮商品としてラインナップされた物。
お歳暮商品価格表などから、定価は5,250円の
10年貯蔵なのではないかと想像できる。
蒸留所からお客様に樽出原酒を直接お送りするのは、
日本では初めての試みである旨のメッセージが添えられていた。
ラベル記載コメント
日本のウイスキーのふるさと京都郊外・天王山の麓、
「山崎蒸留所」でモルト原酒を厳選し、
アルコール度数58度そのままで瓶詰めしました。
樽出原酒ならではの力強さと豊かな香りをお楽しみいただける、
豪快かつ繊細なピュアモルトウイスキーです。
香り
シェリー香の華やかさと微かな麦。ジャパニーズスタンダード。
味わい
まろやか、滑らかな口当たり。
栗を思わせる香ばしさと、蜂蜜様の甘さ。シェリー様の酸味。
後味
甘い。とにかく蜂蜜甘い。この甘さは長く続く。
総評
シェリーベースで上品に作られている。
ノーブル。山崎らしい。
2007年05月30日
山崎 1989 N0.9U70061

AEON(イオン)が2006年5月3日(水)より
イオン(株)直営の「ジャスコ」21店舗で開催した、
英国大使館協賛「英国洋酒フェア」にて予約販売したボトル。
(まだ売れ残ってるかもしれません)
香り
焼けた(煮詰めた)シェリー樽。
ピーティーではないが、シェリー味が強過ぎて、少し焦げ臭い。
味わい
幼児用シロップ。甘〜い。「超」カラメル!
それ以上のコメントが浮かばない程シンプルで、
(幼児用シロップが)懐かしい。
加水後の味わい
ゴムが出てくる。残念。
後味
カラメルその物。それが長く続く。
総評
これが凄く濃いシェリー樽です!という見本。
しかし醤油と思える程、真っ黒。本当に真っ黒。
僕は時々、飲み飽きたウイスキーとか、ちょっと苦手なウイスキーがあると、
ヴァッティングとまでは言わなくても、試しに混ぜてみたりするんだけど、
グラス1杯の他のウイスキーに、このモルトを1滴垂らすと、
プリンを覆うカラメルのように、モルト全体を甘苦くカラメルコーティングしちゃう。
数滴も垂らせばこのモルトの味に支配されてしまう位、
それ程強烈な、とても濃〜い味わい。
最近、同窓生から、彼も僕も昔、互いに恋していた子が東京にいるという話しを聞いた。
結局の所2人とも見事に彼女にふられた訳だけど…(笑)。
それは丁度、思春期の学生時代の思い出。
このモルトと同じ1989年は、思春期のど真ん中、ストライク。
今は思春期の色々な思い出を浮かべながら、甘〜いモルトを懐かしく、感慨深く飲める。
つまり僕にとって1989は大切なヴィンテージの年。
アレコレ考えている間に時間だけ刻々と過ぎる。
考え事をしている時は、美味いモルトでも、あまり酔えないのかな…。
2007年05月22日
YAMAZAKI 1993 BOURBON

サントリーSINGLE CASK SERIESのセカンドリリース(第2弾の追加販売分)商品。
発売当時は縁が無かったけど、今から1年半前にヤフオクで落札した物。
そしてすぐに空けたので、コメントも1年半前の物。
香り
ジャーキー、正露丸、はちみつ。
味わい
薫製よりも線香らしいスモーキー。スパイシー。ナッティー。少しミルキー。
加水後の味わい
加水しない方が良い。うま味が少なくなってしまう。
スモーキーの強さは変わらない。
後味
スモーキーの香ばしさが長く続く。甘味もきちんと残っている。
総評
スモーキー&ジャーキーが素晴らしい。素晴らしく甘い訳では無いが、
甘味もきちんと主張しており、価格以上に関心し、うなずける。
2007年05月01日
山崎 1996 N0.AP70041

中部地区の酒屋「リカーマウンテン」が購入したオーナーズカスク。
各店舗で5本ずつ入荷したらしいが、多分まだまだ売れ残ってるはず。
香り
まず凝縮したブドウの様な酸味、そしてモルティーとも
トースティーとも言える香ばしさ。何よりエステル臭は強烈。
とは言え、ライトピーテッドと思われる原酒の、
発酵の良さが出ているのではないかと感じる。
味わい
ミドルボディで、カラメル様の甘味が一気に広がり、エステリー&モルティ。
さらに塩。そして度数のせいかピリリと辛さを感じるかと思うと
すぐに治まり、温かい。
野菜好きな僕が言うのは変だが、強烈なエステルのせいか、
なぜか肉屋さんの揚げたて熱々コロッケを食べたくなる。
加水後の味わい
モルティ、エステリーでシリアル様。リンゴ味のガム。
ゴムは少し出るけれど、邪魔する程でなく、十分に楽しめる。
後味
ウッディで甘い余韻がある物の、長くなく、短くもなく、程良い。
総評
後からアルコール度数の高さから来る喉の焼けを感じるので、チェイサーは必需。
それにしても販売店の定価は高い…。
でも量販店で売り出しているというのは素直に嬉しい。
10年前後の若いシェリー樽熟成というイメージで購入したのだが、
それは大きな間違いで、想定外の味わいを楽しませてくれる。
程よい甘さもあるが、強烈なエステルには、好き嫌いの意見が
ハッキリと分かれると思う。飲んだ友人はうつむき、手を横に振っていた…。
僕はもちろん「あり」さ〜。この強烈な個性、好きだよ。
う〜ん、山崎。相変わらず多様過ぎて楽しませてくれる♪
2007年03月09日
YAMAZAKI 1993 HOGSHEAD

THE CASK of HAKUSHU1994 BOURBON CASKを購入するついでに、
ネットで売れ行き状況を見ていると、
あれよあれよと言う間に在庫数が減っていくため
「そんなに人気なら飲んでおくか…」と衝動買いした1本。
香り
ピートの豊かな香り。甘く華やかなピートの香り。
麦の旨みが微かに隠れているのが香りの奥から聞こえてくる。
味わい
香りに期待される程の旨みではないが、華やかさと甘み。
この甘みはソーダやラムネ様の甘み。スッキリしていて後グサレが無い。
加水後の味わい
残念ながら、開いてくる何かを感じる事はできなかった。
後味
ジャーキー、微かにフローラル。
そして残る香りは歯科医院独特の(消毒か?)香り。薬剤臭い。
総評
前評判が高いだけに、釣られてしまう所もあるが、
ジャーキーさ、旨みがあるウイスキー。
この旨みと甘さ、そしてスモーキーがまとめられている点は当然の高評価!
2007年02月28日
YAMAZAKI 1980 WHITE OAK

コレクターさんから購入したため、やはり定価よりも高かった。
香り
度数から来る刺激はあるが、オークの「木」の香り満載!
そして甘く、フローラル。煮詰めたバニラ。
そしてミズナラ程では無いが、山崎らしい、
ひんやりとした夏の土蔵、湿気った香りに変化していく。
味わい
バニラが口、鼻一杯に開く。爆発するという表現が的確か?
甘味だけでなく、不思議とどこかスッキリしている。
それは例えるなら、畳のヘリ、アイスコーヒーとでも表現しようか。
甘味、香り共に濃厚で素晴らしいコク。超熟の成せる深みだろう。
後味
サントリーのコメントの通り、確かに、スッキリと消えて行く。
総評
素晴らしい!
久しぶりにジャパニーズモルト超熟の深い味わいを、心から楽しんだ。
これはうれしい。定価は安いと感じる価格設定だと思う。
モルトファンなら垂涎物。飲んだあとは幸せになれる。
2007年02月08日
山崎 1991 N0.1V70373

THE Whisky Worldという雑誌の創刊記念プレゼントへ応募した所、
運良く当選し、突然送られてきた1本。
香り
程良いピートのスモーキーな香りと甘いミルク
味わい
甘くスッキリとしたテイスト、ほんのわずかだが塩っぽい。
雑誌にスモークパイナップルか何かコメントされていたが、
酸味と甘みは正にスモークパイナップル!
後味
例えるならば三ツ矢サイダーの余韻と同じような甘さとスッキリした後味。
しっかりとしたスモーキーな残香。
総評
THE Whisky World創刊号の紙面では「癖のあるスモーキーさが特徴」
「かなりマニアック」と記載されていたので、そのマニアックさに期待していたが、
それ程にピーティーという訳でもなく、心地良いピート香に包まれながら、
甘くさっぱりとした感じが気持ちいい。いただき物とは言え、結構イイ!
こんなに良い品をいただけたとは、本当幸せ。
2007年01月30日
近畿ペプシコーラ販売株式会社

近畿ペプシコーラ販売(株)の売上高100億円達成を記念して
同社が関連会社(親会社?)のサントリーから1樽を購入し、
ボトリングされて関係者に配られた非売品。
今でこそ、オーナーズカスクなんていう販売があるけれど、
企業の記念ウイスキーはオリジナル磁器にローヤル、響や
オリジナルブレンドウイスキー等を詰めて配られるのが一般的。
しかしこの商品のようにボトル自体にこだわりが無く、
中身がこだわりのシングルカスクという物は珍しいのではないだろうか。
香り
青リンゴや若草の香り。そしてピート感がニクイ演出をしている。
味わい
わずかな苦みがあるが、甘みを引き立てている。そして若い。
やや青くスッキリした味わい。ややスパイシー。
その後で麦の味をしっかり味わえる。
後味
残り香は燻された木の香り。余韻は短く、スッキリしている。
総評
ライトでありつつも刺激のあるタイプ。
ペプシだからペプシコーラに似た味わいのカスクを探したのか?
こういう若い感覚のウイスキーの存在も無ければいけないと思う。
好き好きで意見が分かれるかもしれないが、面白い1本。
2007年01月20日
SMWS 119.6

ソサエティの2003年オータム・ボトリングス。
当時、僕はソサエティのメンバーでは無かったが、
第10回エキスプレスメール(郵送)に
本部からの再入荷と販売のお知らせがあったため、オーダーした物。
香り
やや焼き過ぎのチョコチップクッキー。プラムやオレンジの酸味。
味わい
口の中で花が咲き、香り、そして甘い蜜で溢れる。
クッキーの香ばしさも感じる。
少しだけスパイス感もあるが、アクセント程度。
そして乳酸飲料の酸味。これはまだニューポットの味わいが残っている、
もしくはニューポットの味わいが生きている証拠だろう。
加水後の味わい
エステリー、ワクシーになるが、甘さが引き、ドライ。
そして不思議な事にパイナップルの香りが引き立つ。
後味
グレープフルーツの綿の後味。ドライで余韻は短い。
総評
真っ直ぐで素直、職人気質な日本人を感じられる。このモルトには芯がある。
柔らかさや湾曲が無い。それでいて加水したら陽気な香り。
シンプルを思わせておいて、楽しませてくれる。そんなモルト。
2007年01月17日
SMWS 119.2

ミズナラ樽のウイスキーをどうしても飲んでみたいと願っていた時に、
コレクターさんから購入したボトル。
もちろん定価よりもずっと高かった訳だけど、
何より、Michael Jackson氏の「A breakfast malt?」というコメントに
「いくら出しても購入する!」と動機付けさせられた。
そして、このボトルを調べている内にソサエティに興味を持つようになり、
結局入会してしまった。
香り
セメダインの奥に梅酒等果実酒の酸味がかった香り。
わずかにコーヒー、梅(梅干しでは無い)。
味わい
米ぬか、田舎の涼しい蔵や仏間の香り。
薄焼きせんべい。わずかに酸っぱい。強い甘さはあまり感じない。
ピートではなく、田畑の土を焚いてモルトを乾燥させたのか?
と思うほど里の風景が浮かぶ。
後味
黄な粉餅を食べた後味に似ていて、微かに甘い。
また杉や松などの森林と土の香り。
総評
初めてのミズナラ樽という事もあるのだが、それにしても複雑。
田舎の色々な風景が交じり合った、初めてなのに懐かしい味。



